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完全なる証明
ポアンカレ予想を解決するも賞や賞金をことごとく固辞し、表舞台から姿を消した希有の数学者について書かれた伝記。
伝記というか、本人がインタビューを全く受けなかったために、彼の友達や恩師、同僚など周囲の人物からインタビューすることで人物像を練り上げた評伝といえるでしょうか。
手法が手法だけに作者の思い入れが出来を左右するな、と少々警戒しつつ読み始めましたが、同時代に数学に関するエリート教育を受けたユダヤ人、というペレルマンと同じ境遇であったからこそ書ける視点で客観的に筆を進めていて好ましいです。

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数学10大論争
おもしろそうなんだけど如何せん訳が分かりにくい!


という感想のまま最後のページにきてしまった本でした…このわかりにくさはもちろん訳のせいだけじゃなくて私の数学の知識がカラッカラだからです……

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ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
奥さんが貸してくれた本。

うーん……これはキャラにはまれないと無理なお話ですねー。良くも悪くもラノベ感たっぷり。
ちょっと私には軽すぎて無理でした。

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パラドックス大全

おもしろいです。おもしろいんですけど大半理解できなくてかなりツラかったー(>o<)。
そういや私論理学の成績散々だったんだった…読んでるとイーッ!!ってなってきます。
昔から「アキレスと亀」なんか大好きなんですけど、きちんと系統立てて説明されると理解できないってどういう有様か。全く分からないまま読み終えてしまった自分の脳の残念さに言葉もないですよ。
前から知りたかったNP完全のことにも触れられているというにもかかわらず、俄然張り切って読み出したのに現在頭に残ってるものといったらなんにもないという体たらく。読み直してみたけどちっとも頭に入ってこないんですけどーヽ(;▽;)ノ。せめてNP完全は充足可能性問題、というくらいは覚えておこう…だからなんだと聞かれても答えられませんが。だって全然思い出せないから!(T.T)
ちょろっと触れられている「囚人のジレンマ」のところは燃えました。やっぱりこれはおもしろい!何が違うのかなー???
読み物としては間違いなくおもしろいはずなのですが、私の理解力のせいで☆3つです…ごめんなさい。

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浅田真央 さらなる高みへ
+東日本大震災支援のために出版した「Book for Charity」の感想も。
といいつつ読んでから間が空いてしまったので細かいエピソードがもう頭から消えかけ…なのでぼやーっとした感想です。すみません。

これは涙が出ます。感動した。浅田さんの心意気には頭が下がるばかり。
周囲のサポートにも泣けます。なるほど、信夫コーチや小塚コーチはこういうところで関わっていたのか、と陰ながらの支えに今更ながら気付かされ、感謝感謝です。
唯一の不満といえば、やっぱりあそこですよ。あのコーチ不在の時期。アルトゥニアンが突如やめちゃったときと、オリンピック前の不調に陥ったとき。
いろんなコーチ陣が手を差し伸べている中に、これっぽっちも山田満知子コーチの名前がないんですよね…あれだけかわいがっていたにもかかわらず、そしてどれだけ困っているのかは同じ名古屋拠点なので目にすることが多いだろうにもかかわらず、何故何一つエピソードがないのか。
もともと不信感抱いてしまっているものですから余計な勘繰りなのかもしれませんけど…ちょっと腑に落ちないですよ。
その点は不満たっぷりですが、何より書き手が浅田さん含め周囲の方に敬意を持って書かれていることが伝わってきますので、読む価値ありです。
浅田さんの姿勢には学ぶものが多いです。一読の価値あり。

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The Indifference Engine、悪の教典<上下>
気になってた作家さん。
なんという才能か、と圧倒的な筆力の前にひれ伏す思いです。
シュールで現実的で冷徹でありながらユニーク。ミニマムかつマキシム。
大風呂敷広げた書き出しから個人の内面まで掘り下げる書き方が得意なようですが、その手法にはちっとも無駄がなく、昨今ありきたりにあふれまくっている安直な外連味がなく、普遍的であり、でも異端でもあり、と…なんだろう。通常成り立たないはずの両極端の形容詞が成立してしまう不思議さ。
こんな人が夭逝してしまうなんて…惜しいという一言だけでは言い切れないくらい惜しい。
本の感想にはなってないですが、読み終わった今混乱してます。ほんとにすごい。


奥さんが貸してくれた本。

うーん……まあ普通。
という身も蓋もない感想で申し訳ありません。
奥さんが貸してくれた本。

蓮見が天才天才というのがどうにも腑に落ちないのでそこで引っかかって仕方ない。
殺人のリスクって大きいから頭いい人ほど避けると思うんですけどねえ。それを閉鎖的空間である学校という場で繰り返している時点で「…頭いいの?」という疑問がわき上がって沸き上がって。
書きたいテーマに負けたかなー、という感じ。

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プラチナデータ
奥さんが貸してくれた本。

まあまあ、てとこですか。普通におもしろくは読めます。
ただしスズランの正体とかも含めて先は読めまくり。
あと理詰めでしか物事を見ることのできなかった神楽が事件を通して人間味を得た!みたいなありがちな展開に加えてありがちなオチ…なんというか、ちょっとこれは情けない描写だなあとしか思えない芸術論といい、全般に中途半端ですね。

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ツナグ
奥さんが貸してくれた本。

これはおもしろかった!実はちっとも期待してなかったんだけども(失礼)。大変リアリティーのあるファンタジー。
文章が上手。細かい描写がさりげなく書かれているので、登場人物の人となりが手に取るように分かります。他の本も読んでみたくなったなあ。
「死者と会うってさあ、またありがちなお涙頂戴物か」、などと軽い気持ちで読み始めたのですがこれが案外泣ける。お定まりの予定調和に終わらないところがおもしろいというか恐ろしいというか。
とくに「親友の心得」は…女子高生のお話ということである意味一番純粋なものを読ませる気かな、などと思っていたらボコボコひっくり返されて空恐ろしいったらないですよ。
元女子高生からすると「あああるなあ」と思い出させる記憶があったりして、少々身につまされるというか、あーこわい。
どのお話も好きでした。これは読んでよかった。

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往復書簡
奥さんに貸してもらった本。

手紙のやりとりで進行する話。
仕掛けとしてはおもしろそうに思えたのですが、読んでいる最中から既視感ビシバシ。
そういや「告白」も同じような形式でしたもんねえ。
で、そのせっかくの小道具である書簡を道具として使い切るほどの力量がこの作者さんにはありません。
だからやっぱり一人称で語っていた「告白」と同じ程度の効果しか出せていません。
先は読めます。読めまくりです。
で、ですねえ、なんというかやっぱりこの作者って、エンターテイメント=外連味たっぷりこってり、という図式で書かれているようで、その感性、ほんっとに薄い!と鼻先に指突きつけてしまいたくなります。
「告白」の感想にも書いたと思いますが全体に浅い。浅知恵だけで書ききった、などというとヒドいですか?でもちっともおもしろくない。
これに限らず最近流行った本ってどうも似たような薄味のもの多いように見受けられます。
評価する人がいることは分かるのですが、こんなんばっかり流行ってもな…と思いたくなるのもまた事実。
なんやかんやと書きましたが、結論は「私には合わない」ですね。

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ミレニアム3  眠れる女と狂卓の騎士(下)
 眠気に任せて書いてたら上巻と同じこと繰り返してたっていう(でも書き直さない)



奥さんが貸してくれた本。

それにしても、テーマは女性差別と暴力に関して一貫している上に、3部すべてが違う手法(あとがきそのまま書かせて頂きますが1部は密室ものミステリ、2部は警察小説・サスペンス、3部はポリティカル・サスペンス)で書かれているにもかかわらずさほど破綻がないことには驚くばかり。
すごい力量の人ですね。

引用した部分は結構胸に響くものがありましたので備忘録に。
非のある人に進退を問う必要が生じた場面ですが、こういう問題への対処に「率直さと誠実さ」を自分に課するというのは目が開かれる思いです。

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